初めてこの本を買ったとき、
それはフォトリーディングの監訳をしているのが神田氏だから
という理由だけだった。きっと、成功者として、自分が
以下に幸せか、経済的、物質的富に満ち溢れているのか
自慢していると思っていた。が、まったくの邪推だった。
自分の数少ない経験にもかかわらず、起業、経営、家庭、親子、
失敗、病気、挫折、愛や意志、怒りについて、またその関係について、
今まで自分が考えてきたことがエッセンスとして表現されているように
思えた。共感できる。本書を開けば、そこには至言。
「経営と家庭は密接な関連性を持っている。」(p.328)
この言葉に、ピンときた方へ、本書を。
「妻は本当の子供を育て、僕はチームを育てるという仕事をしていたんだな。妻が帰ってきたら、僕らは同じ事をやっていたんだね、そう言ってみよう。」(p.258)
心から、そう言いいたい方へ、本書を。
神田昌典『成功者の告白―5年間の起業ノウハウを3時間で学べる物語』(講談社, 2006)
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