2008年6月30日月曜日

2.0にしました

講座受講後、二ヶ月を経過しました。

自己流に改変したので、勝手にphotoreading 2.0と名づけてみました。

四ヶ月たったからといって、photoreading 4.0にはなりません。

研究に集中するため、定期的の頻度が遅くなる予定です。

2008年6月28日土曜日

Ken Mogi 著作一覧

単著
2008年 『トゥープゥートゥーのすむエリー星』 毎日新聞社
2008年 『思考の補助線』 ちくま新書
2008年 『すべては音楽から生まれる 脳とシューベルト』 PHP新書
2007年 『それでも脳はたくらむ』 中公新書ラクレ
2007年 『脳を活かす勉強法 奇跡の「強化学習」 brain & study』
     PHP研究所

2007年 『欲望する脳』 集英社新書
2007年 『芸術の神様が降りてくる瞬間』 光文社
2007年 『天才論 ダ・ヴィンチに学ぶ「総合力」の秘訣』 朝日選書
2007年 『感動する脳』 PHP研究所
2006年 『クオリア入門―心が脳を感じるとき』 筑摩書房
2006年 『脳を鍛える!ケータイでできるみんなの脳力トレーニング』 ローカス
2006年 『プロセス・アイ』 徳間書店

2006年 『食のクオリア』 青土社
2006年 『やわらか脳―茂木健一郎「クオリア日記」』 徳間書店
2006年 『すべては脳からはじまる』中公新書ラクレ
2006年 『ひらめき脳』 新潮新書
2006年 『生きて死ぬ私』 筑摩書房
2005年 『クオリア降臨』 文芸春秋
2005年 『脳の中の人生』中公新書ラクレ
2005年 『「脳」整理法』ちくま新書
2005年 『脳と創造性 「この私」というクオリアへ』 PHP研究所
2004年 『脳と仮想』 新潮社 のち文庫 
2004年 『脳内現象 〈私〉はいかに創られるか』 NHK出版
2004年 『脳の中の小さな神々』 柏書房
2003年 『意識とはなにか―「私」を生成する脳』 ちくま新書
2001年 『心を生みだす脳のシステム―「私」というミステリー』
     日本放送出版協会
1999年 『心が脳を感じるとき』 講談社
     「クオリア入門」と改題、ちくま学芸文庫
1998年 『生きて死ぬ私―脳科学者が見つめた
     『人間存在』のミステリー』徳間書店 後ちくま文庫(2006年)
1997年 『脳とクオリア―なぜ脳に心が生まれるのか』 日経サイエンス社

共著

2007年 共著者:波頭亮 『日本人の精神と資本主義の倫理』 幻冬舎
2007年 共著者:松岡正剛 『脳と日本人』 文藝春秋
2007年 共著者:江村哲二 『音楽を考える』 筑摩書房
2006年 共著者:富永裕久 『目からウロコの脳科学
          ―心と脳はここまで分かった!』 PHPエディターズグループ
2006年 共著者:ラケータ 『脳を鍛える!パソコンでできるみんなの
          脳力トレーニング』 ローカス
2006年 共著者:竹内薫 『脳のからくり』 新潮社
2006年 共著者:竹内薫 『異端の脳がホンモノ! 』 大和書房
2006年 共著者:養老孟司 『養老孟司&茂木健一郎の
          「天才脳」の育て方』 アスコム
2006年 共著者:田中洋, 編:電通ニューロマーケティング研究会
          『欲望解剖』 幻冬舎

2004年 共著者:瀬名秀明など 『知能の謎 認知発達ロボティクス
           の挑戦』 講談社
2003年 共著者:竹内薫 『脳のからくり―わくわくドキドキする脳の話』
           中経出版
2003年 共著者:養老孟司 『スルメを見てイカがわかるか! 』 角川書店
2003年 共著者:田谷文彦 『脳とコンピュータはどう違うか
          ―究極のコンピュータは意識をもつか』 講談社
2000年 共著者:養老孟司など 『脳+心+遺伝子VS.サムシンググレート
          ―ミレニアムサイエンス 人間とは何か』 徳間書店
2000年 共著者:天外伺朗 『意識は科学で解き明かせるか
          ―脳・意志・心に挑む物理学』 講談社
1995年 共著者:竹内薫 『トンデモ科学の世界』 徳間書店

wiki より

2008年6月23日月曜日

季刊誌「考える人」2008年春号



小説をあまり読まない方だっただが、
おもしろそうな特集があったので、
一度、手に取ってみようかと思っている。

何か大切なものを見つけられような気がするし、
同時に、読んでいないことの後ろめたさの
ようなものがあったりもする。

海外の長篇小説ベスト100
第1位「百年の孤独」
第2位「失われた時を求めて」
第3位「カラマーゾフの兄弟」
第4位「ドン・キホーテ」
第5位「城」
第6位「罪と罰」
第7位「白鯨」
第8位「アンナ・カレーニナ」
第9位「審判」
第10位「悪霊」
第11位「嵐が丘」
第12位「戦争と平和」
第13位「ロリータ」




http://www.shinchosha.co.jp/kangaeruhito/mokuji.html

2008年6月9日月曜日

24冊目 齋藤 孝『日本を教育した人々』(筑摩書房, 2007)

近代日本の基礎を気づいた若者たちが、師と仰いだ

人物とはどんな人だったのだろうか。著者は、戻るべき

基本を明確にし、現代のある種の日本人の人心に瀰漫する

迷いを断つ必要性を主張する。登場人物は、

吉田松陰-沸騰する情熱の伝播
福沢諭吉-「私立」という生き方
夏目漱石-「夏目漱石」という憧れの構造
司馬遼太郎-日本史を繋ぐ

公と情熱と合理性と教養、

暴力的にまとめれば、この四つの重要性を学んだ。

公のために生きるのであるが、そのためには、

情熱がなければならず、判断は常に合理的でなければならない。

しかしながら、理に立ちすぎず教養ある人間としてあることに

勤めなければいけない。そんな日本人像を素朴に思い浮かべる。

「「日本をどうするのか」という問いと、「君自身は、個人としてどう生きるのか」という問いが繋ぎ合わされたところに、志が生まれ、初めて生きる価値が生まれると考えたのが松蔭だったのである。」(p.49)

もうひとつ、反省したのは、

「学校に行くお金がないから丁稚奉公する。けれども、本当は少しでも上の学校に行って勉強したい、あるいは少しでも多く本を読みたい。しかし、本を買うお金がないから借りて読む。そうまでしても、みな学校に行って学問を積みたいと思っていたのだ。第二次大戦に出征して亡くなった学徒兵たちの手記を集めた『きけわだつみのこえ』を読んでも、死ぬ間際の若い人たちが、もう一度きちんと本を読み、学問をやりたかったと、率直で痛ましい告白をしている。いまの若者がそんなことを言うだろうか。かつて学問はそれほどの幸福感を人々に与えていたけである。そして学問は自分ひとりのためではない。勉強してみんなのために尽くすのだという気持ちが当たり前だった。ついこないだまでは、それが続いていたのだ。」(p.100)

自分の学問に対する態度を凛と引き締めると同時に、

学問がしたくてもできなかった向学心あふれる当時の

若者の悔しさを想うと胸が苦しくなるではないか。

いかに恵まれた環境にいるのか、ということを再認識し、

学び続ける態度を新たにする。

齋藤 孝『日本を教育した人々』(筑摩書房, 2007)

2008年6月8日日曜日

23冊目 波頭亮, 茂木健一郎『日本人の精神と資本主義の倫理』(幻冬舎, 2007)

脳科学者と経営コンサルタントの書いた日本書である

本書は、「怒りの書」の類に入る。

あっという間に読み終えた後に、少量の感想文でも備忘録程度に

書いておこうかと思ったが、新書の薄さにして、

ドシドシと一節づつに考えさせられ、軽薄な文書を書く気が失せる。

確かに、「じつは僕も自分の財産がどれくらいあるのか知りません」「お金の軸と離れていても、幸せとか豊かさを、十分手に入れられるとの確信を持って生きています」(p.110)

このよう、一般的な常識からかけ離れた、

抜けたエリート的会話が続く箇所がところどころあるが、

特に印象的だったのは、

「本当は日本を愛したい、でも愛せないのはなぜか」(p.92)

二人の本質が現れていたのは、

「倫理観で生きる、理想主義で生きるなどと言うと、したり顔をした連中から青臭い、討ち死にするだけとの反応が返ってきそうですが、僕はそれで生きていきたいと本気で願っているし、実際に生きていける事実を見せたいと思っている。」(p.113波頭)

「僕が今追い求めている価値は、…「圧倒的な知的卓越」なのです。だから、僕は二四時間ほとんど、自分の知的好奇心だけを追って生きています。」(p.114茂木)

いずれにせよ、簡潔に感想を書くならば、

自分の勉強不足と教養のなさを痛感するばかりだ。

さあ、本を貪るように読もうではないか。

波頭亮, 茂木健一郎『日本人の精神と資本主義の倫理』(幻冬舎, 2007)



余談だが、

右の『プロフェッショナル原論』は、経営コンサルの使命感を

感じさせ、プロフェッショナリズムを考えさせる、一冊である。

参照:株式会社エクシード http://www.xeed.org/

2008年6月6日金曜日

22冊目 斉藤孝・梅田望夫『私塾のすすめ』(ちくま新書, 2008)

そよ風にあったような爽快感と、

その風景の素敵さ、それが本書を一読して

もつ心象であったことは、深く心に記憶に刻み付けたい。

しかし、内容は風の如くさわやかなものではなく、

激情と怒りが行間から伝わってくる、怒りの書でもある。

・「時代の変化」への鈍感さ
・これまでの慣習や価値を信じる「迷いのなさ」
・社会構造が大きく変化することへの想像力の欠如
・「未来は創造し得る」という希望の対極にある現実前提の安定志向
・昨日と今日と明日は同じだと決め付ける知的怠慢と無気力と諦め
・若者に対する「出る杭は打つ」的な接し方

これらが、斉藤氏と梅田氏が戦っている「まったく同じのもの」の正体だ。

日本社会の閉塞状況に危機感を抱き、変える意志を持たれよ、大人たち。

このメッセージに共感でき、かつ《行動》できるかどうか、それが分水嶺だ。

斉藤孝・梅田望夫『私塾のすすめ』(ちくま新書, 2008)

速読術

速読の目的は、本を速く読むことであり、

その結果、空いた時間を有効に使える。

その目的を達する、手段は効果的でなければならない。

いろいろ調べてみたら、こんなに日本には速読術が

あったのかと、驚いた。

Wikipedia:速読術

参考:速読ってどうよ!
http://surasura.net/hoge/

速読を習得したいとお考えの方は、参考にしてください。

2008年6月5日木曜日

PRELIMINARY ANALYSIS OF PHOTOREADING

何事にも、賛否両論がありうる世界というのは、

多様性に満ちていて、また創造的な世界である。

そのような反証可能性に満ちた世界が、

絶対主義の罠に陥らない一つの方策であることは、

歴史が証明しているように思える。

新しい考えに目を開かない限り、私達に進歩はない。

そのような科学的思考をフォトリーディングを開発した

ポール・シーリィ氏も講師の先生方も教育者としての

お持ちであることに疑問の余地がないのだが、

さて、一つ面白い論文を見つけたので、紹介しておきたい。

速読といってもさまざまなメソッドがあるようだが、

この論文は、ポール・シーリィの開発したPhotoReadingを

対象としている。


NASA Ames Research Centerが発行している

Dr. Danielle S, McNamara,"PRELIMINARY ANALYSIS OF PHOTOREADING"
http://ntrs.nasa.gov/archive/nasa/casi.ntrs.nasa.gov/20000011599_2000009345.pdf

この論文は以下のように結論付けている。

「These results clearly indicate that there is no benefit to using the PhotoReading technique.」(p.11)

もちろん結論を導くためには、経験的事実と論理的整合性

を保ちながら、正しい推論を経て、結論に至るのだが、

それは読者に委ねるとして、

みなさんは、この論文の妥当性をどのように評価されるだろうか。

僕は、受講者として、一度じっくり読まなければいけない。

間違っても、この論文をPhotoReadingなど、できん。

21冊目 内田 樹『私家版・ユダヤ文化論』(文藝春秋, 2006)

周知の事実のように語られることが多いが、

世界はユダヤ人が支配している、という言説を聞く。

例をあげてみよう。驚くべきことに、

1901年~2005年までのノーベル賞受賞者のうち

医学生理学賞 26%
物理学賞   25%
化学賞    18%

ユダヤ人が世界人口の0.2%しか占めないことを

考えれば、「異常」なほどだ。実業界も同様に

しっている名前やブランド、企業名が並ぶ。




ユダヤ人がどういう民族か、

小林秀雄賞がその賞を与えた本によって、

逆説的にどのような賞かが浮き彫りにされるように、

非ユダヤ人のありようが、ユダヤ人をユダヤ人

たらしめている、そのような考察が本書の最初の印象だ。



読みやすい本だ、とはまったく思わないが、(そのために

私家版とついているようなものだが)、その考察を二度三度

と読んで見たくなる本である。

本書は、2007年小林秀雄賞受賞作品である。

内田 樹『私家版・ユダヤ文化論』(文藝春秋, 2006)


余談だが、

非常に興味深かったのは、

「キリスト教徒は利息をつけて金を貸してはならないという宗教的制約が課せられていた」(p.45)「実際には近世資本主義の勃興とともに金利は合法化されている」(p.58)

イスラム金融に金利がないというようなことを

最近きいたことがあり、また、ドバイのバブル景気について

NHKのマネーの潮流という特集が組まれいたこともあったが、

なるほど、前近代において金利はそもそも禁じられていたのか!

しかし、イスラム金融に思うことの一つは、投資はそれに当たらない

というようなロジックであるが、確かに投資と融資は経済学的には

別物と理解できる。しかし、利子の金利が不労所得という意味であれば

宗教的に禁止した、投資と融資の区分は怪しくなるのではないか、と思う。

20冊目 島井 哲志編『ポジティブ心理学―21世紀の心理学の可能性』(ナカニシヤ出版, 2006)

アメリカ心理学会元会長が書いた、

「なぜオプティミストは成功するか」

の延長として、今後21世紀がどのような心理学を

目指すべきかという、研究がたくさん紹介されている。

島井 哲志編『ポジティブ心理学―21世紀の心理学の可能性』(ナカニシヤ出版, 2006)



20世紀のパラドクスの一つに、

なぜこれだけ物質的に豊かになったのに、

それに反比例して、精神が荒廃していくのか

というものがある。

幸せとは何か、良き人生とは、もう一度

私達は、考え、共有する必要を感じる。

それでなくても、日本社会は成長期を終えて

成熟、衰退に向かおうとしている。

いつの時代も、若者は明るい未来を創造していく

意志を持たなければならないと思う。

2008年6月3日火曜日

茂木健一郎とクオリア

これの問題が解ければノーベル賞が貰えるのを1ノーベルとすると、

クオリアの問題は100ノーベルぐらい難しい。

クオリアとは、質感のことを言う。命題はシンプルだ。

物質である脳から、非物質である意識が、どうやって生まれるのか。

脳科学、脳トレと巷では、流行となっているようだが、

彼が目指す本丸とするのは、ニュートンやアインシュタインに

匹敵するパラダイムシフトであるのだ。それが、ようやく分かった。

その一端を記録しておこう。

おそらく、茂木は意識を生物数学的な記述で意識を説明しようと、

一つの仮説としてと以下を考えているのではないかと思った。

「高温の複雑なシステム(人間のほとんど水でできた脳を指す)のなんらかの量子力学的な特性が意識として現れている。それがどういう数学的構造なのかというのは、現時点ではまったく想像もつかないぐらい複雑なものだろう。」

だから、ペンローズの量子脳仮説を翻訳したのもそういう流れの延長にあるのだろう。

参照:クオリア日記

Lecture 1 反応選択性批判、マッハの原理

音声ファイル(MP3, 77.7MB, 84分)

小林秀雄の講演

前回に引き続き、小林秀雄のCDを思わず買ってしまったのだが、

今日届いたので、iPodに入れて聞いてみた。

さて、さて、感涙してしまった。こうも、青年に語りかける言葉に

愛が感じられる、知識人が、今の世の中に居るんだろうか、いてほしい。

特に、科学と意識についての考察は、とてもハッとさせられるものが

続いた。こんなにも、ハッとさせられる体験は、いつぶりだろうか。

現代に≪青年≫といって、誰を指すのか、半歩考えてしまうが、

とにかく、青年に聞いてホシイと、青年ながら思ってしまったのだ。

なんだろうか、この魂に深く共鳴するような、不思議な体験は。



ノスタルジーではないのだ。この講演が収録された昭和49年、鹿児島の霧島も

日本の雰囲気も知らない。all ways三丁目の夕日は小学校の頃よく読んだ。

なんだか、あの力の抜け具合と懐かしさと、あたたかさが大好きで夢中で読んだ。

小林秀雄の講演もそれに対する青年の質問も僕には、懐かしさや、懐古主義

ではない。だけど、あれが「古き良き日本」のようなものだと、言われれば、

思わず納得してしまうであろう。

2008年6月1日日曜日

講演 × mp3

小林秀雄の講演を聞くことで発見があった!

とは、脳科学者茂木さんのことだが、

それを聞いた梅田望夫さんが飛行機など

移動中に、小林秀雄のCDをmp3にしたり、

茂木さんの講義を聞いているらしい。

これにはソクラテス的な思想が流れている。

参照:新潮CD 講演・トーク部門ベスト10

そこで発見したのが、歴史的な講演をfreeで

手に入れられるサイト発見!

Historical Sounds in MP3 Format

これは、スバラシイ。

iPodに入れられるというのもスバラシイ。

この、二重の意味でインターネットと情報技術に感動するのだ。

茂木健一郎 × 梅田望夫

茂木健一郎のクオリア日記がオモシロイ。

mp3で講義や対談がUPされいて、ダウンロードして、
iTunes+iPodに入れて、どこでも聞ける。

その中でも、最も強烈に印象に残ったものがこれだ。

話題は多岐にわたるが、茂木の意見に強くアグリー。

・なぜアイボが撤退したか(退屈しないロボットとは)
 →これは日本メーカーへの示唆に富む。
・グーグルについて
・知のあり方について(身体的有限性から創発しうる知と無限に広がる情報の海)
・偶有性と社会構造・文化、社会のあり方:
 ・東大とケンブリッジについて(日本と欧米の知の交流のあり方)
 ・学会と論文(組織と個人のあり方)
 →これは留学中からの経験でとても分かる
・ポスドク問題
・はてなと大学の共通点
・知のあり方とセクシーさについて
・2chについて
・院生のあり方とモーッアルト(知の疾走感)

しかし、内容はとーても深い問題意識を出発点にしており、

かつ、さらに深く広い問題とつながっているのだと、気づいた。

さらに、茂木版Web時代を生きると言ってもよいだろう。

「Lecture 2 Googleのようなgood old fashined A.I.
が台頭した今、embodimentやintuition、
複雑性に重きを置くromantic scienceはどうすれば良いか。」

音声ファイル(MP3, 78.2MB, 85分)

参照:茂木健一郎 クオリア日記2007/01/23 茂木健一郎 東大駒場講義


これを聞いた、梅田さんが、同じようなブログを書いていた。

「その中で最も刺激的だったのは、茂木が一月二十二日に東大駒場キャンパスで行なった約三時間の講義だった(一月二十三日付「クオリア日記」からダウンロードして聞くことができる)。認知科学や複雑系の研究者や学生を対象とした講義の後半で、茂木は突然グーグルの話をし始めたのである。…続く…」

参照:シリコンバレーからの手紙 科学者に衝撃を与えた「ロマンティックでない」グーグル