2008年6月5日木曜日

20冊目 島井 哲志編『ポジティブ心理学―21世紀の心理学の可能性』(ナカニシヤ出版, 2006)

アメリカ心理学会元会長が書いた、

「なぜオプティミストは成功するか」

の延長として、今後21世紀がどのような心理学を

目指すべきかという、研究がたくさん紹介されている。

島井 哲志編『ポジティブ心理学―21世紀の心理学の可能性』(ナカニシヤ出版, 2006)



20世紀のパラドクスの一つに、

なぜこれだけ物質的に豊かになったのに、

それに反比例して、精神が荒廃していくのか

というものがある。

幸せとは何か、良き人生とは、もう一度

私達は、考え、共有する必要を感じる。

それでなくても、日本社会は成長期を終えて

成熟、衰退に向かおうとしている。

いつの時代も、若者は明るい未来を創造していく

意志を持たなければならないと思う。

2 件のコメント:

  1. Google readerの画面で見ていて、このサイトに飛んだのは久しぶりだったけど、ガジェットの本が変わってるね。

    最近、ここ2・3日行動経済学とか行動ファイナンスに興味沸いてきたから、本の多くが魅力的に見えたよ。

    これからもブログよろしく。

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  2. >yuki

    ちなみにダニエル・カーネマンもユダヤ人だそうだよ。茂木健一郎も神経経済学を研究しているといっていたから、いろいろな方面から研究が進んでいく面白い分野だね。

    また、その方面の文献・研究書くね。

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